作品
「おはなしの館」
いろんなお話を聞かせてくれるという不思議なお店「お話の館」。聞いた話が面白かったらシャボン玉を吹かせてくれる。
さて今回聞かせてくれるお話は・・・?
「地獄の暴れ者」「二人小町」「東村山に戦争があった」3話オムニバスです。
特に「東村山に戦争があった」は太平洋戦争時、東村山に実際に起こった話を元にしたお話なので、戦争を身近に感じると思います。
「桃太郎」
2022年6月公演の演目、芥川龍之介作「桃太郎」を今度は原作にほぼ忠実に朗読劇化しました。
正義とはなにか考えさせられます。
「右に曲がります」~ある清掃員の物語~
画家を夢見ていた主人公だが、生活のため清掃会社に就職。ゴミ収集の仕事は大変なことばかり。
そんな父を恥ずかしいと思っていた娘だったが・・
仕事への誇りと家族の絆を描く物語。
今回は子供も楽しめるような朗読劇
「桃太郎」
<正義の味方桃太郎>は本当か?!
芥川龍之介原作のシニカルな「桃太郎」を子どもの楽しめるようにアレンジ。戦争の多い、今の時代こそ胸にささるお話。
「赤いろうそくと人魚」
人間に憧れた人魚の母はせめて娘を人間として育てたいと願い、無事、親切なろうそく売りの夫婦に拾われますが・・・
小川未明原作小説をアレンジ。人間の欲の恐ろしさよ。
「狐」
お祭りの夜、子どもたちが大はしゃぎ。
鼻緒が切れてしまった男の子が新しい下駄を買おうとすると、そこにいたおばあさんから
「晩げに新しい下駄をおろすと狐が憑くだに」
と言われてしまう・・・
新見南吉原作小説をアレンジ。母と子のほのぼのとした愛情がジンとくるお話。
「宅部残照」
今は多摩湖の底になっているが、そこには村があり、人の営みがあり、そして「姥捨て山」があった・・・少し昔の東村山が舞台の話。
「東村山歌物語」
昭和から平成、令和へと、東村山音頭が生まれてからこれまでの歴史を一人の女性の一生とともに描く。
「ガラシャの面」
東村山のある寺には、どんな顔でも付けると美しくなるというお面があるという。その面をつけた女は果たして
幸せになるのか・・・
「うどん娘」―東村山うどん物語―
武蔵野うどん屋を営む家族の娘、美子。大好きな母親が家を出て行って以来、なにもかもがうまくいかない・・・うどんを通して美子の成長と家族の再生を描く。
「狐穴」
東村山駅員の伝田君は岩屋に住む男から「女狐に化かされた旅人の話」を聞くが・・・明治時代終わり頃の東村山が舞台のコメディー
「あるゆきおんなのはなし」
最愛の妻を亡くし、年老いた母や残された子供たちと暮らす男・次郎吉。母の様子が少しづつおかしくなっていくのをどうすることもできない。そんなある日、不思議な女が現れた・・・昔ばなしの美しい世界の中で介護問題を問う。